以前、ブログの運営はWordPress(ワードプレス)を使用していました。
契約しているサーバーの転送量の問題や、セキュリティ、管理の手間などを考えて、ブログ運営は既存のブログサービス(はてなブログ)を使うことにしました。
管理の手間などは省けたのですが、やはり既存のブログサービスだと自由度の面で不満が出てきました。WordPressなら簡単に実装できる機能も、既存のブログサービスだと導入が困難な場面が多いです。
そこで、前から欲しかったドメインに空きができて取得できたため、これを機にブログ運営をWordPressで始めることにしました。
はてなブログは有料の2年契約中で、まだ2020年の7月まで期限が残っていますが、今後は当ブログで更新していきます。
私がWordPressを触っていない期間は2年ほど。その間に、WordPressのバージョンも5.0になり、いろいろと変更点もあるようです。今回は、久しぶりにWordPressを導入するにあたって、最初に設定した項目などを書いていこうと思います。
サーバーの選定
以前は「XREA Plus」(初期費用無料・年額2286円)を使用していました。今回はもう少しグレードの高い「バリューサーバー」のスタンダードプラン(初期費用2000円・年額4000円)に申し込みました。はてなブログProは2年契約で14400円なので、コスト削減になりました。
ドメインの設定やWordPressのインストール
ドメインの設定やWordPressのインストールの手順は省略します。1点だけ失敗したのは、バリューサーバーに付属しているWordPressの「かんたんインストール」機能です。便利そうだと思って使ってみましたが、後々サブドメインの設定やデータベースの追加作業に支障が出ました。複数サイトの運営を考えると、面倒ですがSFTPを使って手動でインストールしましょう。また、この作業時にサイトをSSL化しています。
WordPressのテーマ選定
いくつかテスト環境で試した結果、無料テーマの「Cocoon(コクーン)」を採用しました。
同じく無料のテーマである「Lightning(ライトニング)」と迷ったのですが、「Lightning」は管理画面に表示されるお知らせが煩わしく感じました。カスタマイズ性など総合的に考えると個人的に「Cocoon」が使いやすいかなと思いました。
パーマリンクの設定
昔はhttp://example.com/category-name/test.htmlのように、末尾に.htmlが付くように設定していました。最近のトレンドだとhttp://example.com/category-name/testのようにシンプルな感じが主流のようなので、末尾のhtml表記はやめました。パーマリンクの設定については以下をご参考に。
WordPressのSEO面で最適なパーマリンクの設定方法 – バズ部
カテゴリーのパーマリンクから「category」を消す
これもWordPress初期設定の定番ですね。以下のページを参考にしました。
【WordPress】カテゴリーページのURLから【category】を消す3つの方法 – Offise Kondo
私の場合、function.phpの編集を採用しました。ただし、サブカテゴリを活用する場合はプラグインで対応するか、パーマリンクの末尾に.htmlを付ける方法でカテゴリーベースのオプション設定を変更するかしないといけないでしょう。
リビジョンの無効と自動保存の間隔修正
これも最初に設定しておくとよいかもしれません。以下のページを参考にしました。
【wordpress】記事を書く時に自動保存が有効だとヤバイ【無効にする】 | マコブログ
私の場合、wp-config.phpの編集でリビジョンの無効と自動保存の間隔を修正しました。
免責事項・プライバシーポリシーなどを追加
固定ページに免責事項やプライバシーポリシーなどを追加します。免責事項の書き方などは以下のページなどが参考になります。
損失を回避する免責事項の書き方ガイド 第1回 そもそも免責事項は何のためにあるの? | コラムの王様
固定ページへのリンクなどはfooter.phpに記述して表示させています。
問い合わせフォームの設置
あまりプラグインは使いたくないのですが、こればかりは仕方ありません。定番の「Contact Form 7」と「Invisible reCAPTCHA for WordPress」をインストールしました。
プラグインの使用を避けたい方は、無料のメールフォームサービスなども選択肢になるでしょうか。
ブロックエディターについて
今回WordPressをインストールして1番びっくりしたのが記事投稿画面でした。ブロックエディターという機能で、WordPress5.0から実装されているみたいです。ちなみに「Gutenberg(グーテンベルグ)」と呼ばれているようです。
ブロックエディタ(Gutenberg)の使い方 – WordPress超初心者講座
使ってみると書きやすくて便利でした。ただ、旧エディターにも良い点はあるので判断が難しいですね。旧エディターを使ったことがない方は、新エディターであるブロックエディターを使うべきでしょう。旧エディターは2021年頃までしかサポートされないようです。
ファビコンの設定
昔に比べるとファビコンの設定も楽になっていますね。画像編集ソフトで512px四方のPNG画像を作成し、管理画面からアップロードしました。
WordPressでファビコンを設定する方法!実はタグを書く必要なし! | WEBマスターの手帳
アクセス解析関連の設定
これはWordPressに限らず、Webサイトの新規立ち上げ全般に言えると思いますが、GoogleアナリティクスやGoogle Search Consoleの登録も忘れずに。
ハンドメイド系のブログなので、あまりWordPressについて書くことは今後は少ないと思いますが、WordPressを導入される方の参考になれば幸いです。